インバスケット形式(優先順位付け)

いくつかの要素を順位付けするディスカッション試験

グループディスカッションの種類の中で、あまり馴染みがないのがインバスケット形式のディスカッションです。インバスケットは、優先順位付けとも言われます。

内容としては、いくつかある要素に優先順位を付けて行くものであり、バスケットの中にたくさんの要素が入っていて、それを処理していくというイメージです。

 インバスケット形式の特徴

インバスケット形式(優先順位付け)は就職ディスカッションの中でも馴染みがないものかも知れません。しかし、やり方を知ってしまえば難しいものではありません。

就職試験におけるグループディスカッションの中で最も馴染みのないものがインバスケット形式です。優先順位付けとも言われますが、インバスケットという言葉を聞いたことがある学生は少ないでしょう。

なんだか難しいイメージがありますが、何をするのかということは非常に単純で、やること自体は何ら難しいことではありません。

インバスケットのイメージは、カゴの中に無造作にいくつかの要素が投げ込まれており、それらの要素を何らかの基準に基づいて重要性の優先順位付けをしていくというだけの話です。

実際は、カゴがあるわけではありませんが、問題用紙にいろいろな設定が記述されています。その中から、重要性に基づいて順位を決めたり、最も重要なものを選んだり、という作業を行います。

その話し合いのプロセスが評価されることになります。

 ディスカッション形式の進行

進行方法としては、受験者が着席して落ち着いたところで、試験官から問題用紙を渡され、

「始めてください」と言われることになります。

テーマ(課題)には、答えが存在するものと、しないものがあります。

典型的なインバスケットの課題としては、「遭難した時」というものがあります。

これは、遭難してしまったという前提で、今の持ち物の中でどれが最も重要であるかということや、どれから使うべきかということの優先順位を考えていくパターンです。

所持品の中には、「水」「方位磁石」「コート」「地図」などが並んでおり、状況設定に応じて優先順位を付けることになります。

例えば、遭難の設定時期が夏であれば、水は優先順位が高いかも知れませんし、冬であればコードの方が水よりも優先順位が高いかも知れません。一方で、遭難した場所が全く人がいないような砂漠であれば、水よりも優先して地図を見ながら砂漠から抜け出す必要があるかも知れません。

設定条件を十分に読み取ったうえで、優先順位を付けていく。この場合、自分の意見をしっかりと理由付けしてメンバーに知らしめることができれば、高い評価を得ることができるといえます。


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