インバスケット形式のテーマ・課題

インバスケットは答えがあるものとないものがある

インバスケット形式のディスカッションテーマ(課題)は、大きく2つがあります。

1つは、一般的(普遍的)なテーマであり、もう一つは業界特有のテーマです。さらに、各テーマについては明確な答えがあるもの、ないものが存在します。それぞれについて、必要な知識も異なりますので、どのようなテーマが与えられるのかあらかじめ押さえておきましょう。

 インバスケット形式のテーマ・課題

インバスケット形式のテーマ(課題)は大きく2つに分けることができる。また、答えのあるものとないものの2つが存在する

インバスケット形式のテーマは大きく2つに分けることができます。

  1. 一般的(普遍的)テーマ
  2. 業界特有(専門的)テーマ

の2つです。

また、各テーマは明確な答えがあるものと答えがないものの2種類があります。

1.の一般的なテーマについては比較的答えがないものの方が多いイメージです。2.の業界特有のテーマについては、仕事の進め方など仕事と関連付けて出題されることが多いので、答えが存在するケースがほとんどです。

業界特有のテーマの場合には、あたかも自分が仕事をしているという前提を持ちながら優先順位付けをすることがポイントになります。

 一般的・普遍的テーマ

正解がないものが中心となります。

例えば、有名なものに「無人島パターン」というものがあります。

「あなたは無人島で1年間過ごすことになり、1つだけ持っていくものが許された。他の人と同じものを持っていくことはできず、食糧は豊富にあるが、通信手段はない。」といった内容です。持っていけるものは、「ノートとペン」「猫」「パソコン」「将棋」などいくつか並んでおり、これらの中から1つだけ選んで他のメンバーを説得することになります。

自分の考えをしっかりと明示(理由)したうえで、説得をするというもので、説得力と根拠になる理由が要求されます。根拠理由については、自らの価値観が拠り所になるでしょう。

他の例としては、「砂漠パターン」があります。

「あなたは砂漠で遭難してしまった。今持っているものの中で、重要だと思われるものから順番に順位付けしなさい」といった内容です。持っているものは、「水」「手鏡」「無線機」「地図」などいくつかあり、それらを順位付けしていきます。

このパターンは答えがあるというのが一般的で、砂漠であれば最低限水は必要であるなど、一定の根拠に基づいて答えが存在します。何を基準に優先順位付けを行うのかということが求められており、根拠を構成する思考と、メンバーを納得させる説得力が求められます。

 業界特有(専門的)テーマ

多いのは仕事の順序に関するもので、多くの場合には答えが存在しています。

例「あなたはA店舗の店長が急に倒れたため、代理でA店舗の店長になりました。早速A店舗に行くと、処理しなければならないと思われる伝言やメモが置いてありました。どれから処理をしますか」という内容で、処理すべき事柄が複数挙がっています。「社長が呼んでいる」「消防署が検査に行く」「顧客からのクレーム」など。

この場合、最も優先すべきは企業である以上重要な存在である「顧客からのクレーム」です。その次は、消防署の検査を受けなくては事業の継続ができなくなる可能性があります。こんな具合に、何を根拠に優先順位付けを行うのか、その根拠を構成する思考と、発言の仕方、説得力などを評価されることになります。

学生としてではなく、あたかも企業の一員として仕事をしている前提を持ちながら優先順位を考えることが必要になります。


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