「年功序列の是非」

知識量が勝負の差になる

年功序列についてそもそも知識がないと議論に参加するのが難しくなる。

このような特定のテーマについて出題された場合、知識量が決定的な差になって表れることが多い。日頃から時事的なことや、企業の経営等に関することは学習を深めて知識量を増やしておくことが必要となる。

 ディスカッションのタイプ

ディベート」で、いずれかの立場に強引に分けられることが多い。

 流れと対策ポイント

年功序列についてどのくらい知っているのかということでそもそもの差が付く。

いずれの立場であっても、知識量が物を言うテーマであり、こういった時事用語や経営用語は就職活動を行う学生としては押さえておく必要があるといえるでしょう。

ただし、単に年功序列についてだけ知っている状態では不十分で、このテーマの場合には日本企業の人事制度の特徴という観点で把握をしていないと議論を具体的に深めるのは難しいと想定されます。

日本企業は、年功序列、終身雇用制度を築き上げ、それが実際には上手く行っていた。(長く一つの企業でがんばることで出世することができ給料が上がることから、労働者としては人生設計の見通しを立てることができたし、安定した生活をおくることができた)

しかし、ここにきてそれはもはや崩壊しつつある、というような背景を知っているうえで、最近はどのような動きになっているのかという知識まで必要となります。

年功序列の反対は、「実力主義」になります。しかし、実力主義というのはアメリカ的な発想が強く、全ての日本企業が実力主義を用いた賃金を導入しているとはいえません。そもそも実力の基準をどこに求めるのか難しく(例えば営業職であれば明確に分かる基準も、経理や総務といったセクションでは基準設定が難しい)、その意味で現在は年功序列制度と実力主義制度を併用して運用している企業が大半です。(例えば、ボーナスや昇給は実力主義で、基本給は年功序列で、など)

そういった現実企業の人事制度まで知っているかどうかを問うテーマですが、経営学などを勉強していないとなかなか厄介かも知れません。


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