「当社と最も似ている企業、最も対照的な企業について」

どこの企業でも出題される可能性はある

業界研究の知識が活きてくるテーマ。

業界のことをしっかりと分析していない学生は話に参加するのが難しいかも知れないが、一方で特定の業界だけの知識が必要になるとは限らないのが難しいところであるといえる。(対照的な企業を同じ業界から導くこともできるし、業界特性から異なる業界に焦点を当てることもできる)

 ディスカッションのタイプ

自由討論タイプ」で、時間的には6人〜10人で30分程度。

 流れと対策ポイント

似ている点と対照的な点(似ていない点)について、何を基準にするのかで大きく議論が動くテーマといえます。

そこを予め明確にしないと、全くまとまりのない議論に終始してしまう可能性が高いので、注意が必要でしょう。似ているというのを「商品や製品」として考えるのであれば、同じような商品や製品を開発・販売している企業が挙がります。一方で、似ているというのを「企業文化」など別の基準で捉えた場合には同じ業界内とは限らなくなります。

ただし、グループで結論をまとめることを前提に置くのであれば、あまり細かい基準を持ち出すのは好ましくありません。

一般論として「似ている」に相応しい要素、すなわち当該企業を最も的確に表すような基準を設定して議論を進めた方がスムーズだといえます。そうしないと、全く議論についていけない学生が出てしまう可能性があり、これではグループ全体としてあまり良い評価は望めなくなってしまいます。

また、似ている企業というのは一定の基準の中でそれほど悩まずにまとめることはできると想定されますが、最も対照的な企業となると、なかなか厄介です。これは、似ている企業で使った基準と同じ基準を使うか、あるいは別の基準を設定するかによって分かれるところでもあります。

似ていない企業を探すためには、同じ視点(基準)で考えていくと見えてこない場合が多いので、頭のひねりが必要になるでしょう。

いずれにしても、上手く比較の基準を設定することがまとめるためのポイントになるといえます。


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