就職グループディスカッションの採点方法・合否基準(2)

ディスカッションの選考基準について

グループディスカッションは自分以外のメンバーはすべてライバルであると言えます。

一方で、よく「グループディスカッションは協力して進めるのが重要である」という言い方をされますが、ライバルでありながら協力しなければいけないというのはなぜでしょうか?それは、ディスカッションの評価項目に「協調性」という項目が含まれていることと、実はもう一つの理由があります。

 メンバー全員の協力体制が重要である理由

グループの協力が不可欠な理由

ディスカッションはあくまで選考試験です。そう考えると、自分のグループにいるメンバーはライバルですから、蹴落として自分だけパスしたいと思うのは無理もありません。

しかし、重要なことは、グループディスカッションの選考基準は相対的な評価基準であるということです。

グループディスカッションを行う目的の1つに、大量の受験生を一気に選考してさばくという企業側の利便性があります。つまり、ディスカッションと言うのは採用プロセスの中でも初期の段階で実施されることが多いといえます。グループディスカッションを実施して受験生を絞り込み、その絞り込まれた受験者をさらに個別の面接で絞り込んでいくと言う流れが一般的です。

そうなると、グループディスカッションを行う時点では、かなり大量の受験者がまだ存在している可能性が高いとなります。

この場合、何を知らなければいけないかというと、「グループディスカッションはグループの中から人材を選び出すとは必ずしもいえない」ということなのです。

 ディスカッション試験ではメンバー全員通過も全員落ちもあり得る

グループディスカッションは、グループの中から通過者を選ぶということではなく、受験者をさばくためのもの。

だとすると、グループ内部での競争要素よりも、異なるグループ同士の競争要素の方が強く作用することがあります。

具体的に考えてみましょう。

例えば、受験者が5名まで絞り込まれており、残り2名に絞りたい、というような場合には5名でディスカッションを行うでしょうから、このグループのメンバー間は内部的な競争要素のみです。しかし、現実的には最終的な絞り込みの段階でグループディスカッションを行うと言うのは現実的ではありません。この場合は、個人面接でじっくりとその人を個別に評価することになるでしょう。そのぐらいの時間を割く理由は十分に企業にあります。

グループディスカッションを行うケースとしては、受験者が50名ほど残っており、それを20名程度に絞り込みたい、そんなときに活用されることになります。

この場合、仮に1グループが5名であるとすれば、10グループが構成され、ディスカッションを進めていくことになります。

そして、各グループごとに各人(各々の受験生別)の採点を行います。そして、1位〜50位まで並べて、上位20名を通過させるというのが相対評価基準による選考方法です。

この場合、グループの中で何人が通過するという細かさではなく、ディスカッションを受けている全ての受験生の中で何人が通過するという考え方になります。ですから、あるグループでは全員が通過したが、あるグループでは全員が通過することができなかったということがありえます。

そう考えると、同じグループのメンバー全員が協力することがポイントになると言うことなのです。その詳細については、


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