就職グループディスカッションの概要

ディスカッションの評価項目を押さえる

グループディスカッションの概要としてしっかりと押さえておかなければならないのが、「評価項目」です。

そもそも就職ディスカッションにおいて、どのようなことが評価されるのかを知らなければ適切な対策を行うことはできません。面接とは異なりディベート的な要素が強いディスカッション試験の概要をまずは知識レベルでしっかりと押さえるようにしてください。

 ディスカッション試験と面接試験の違い

ディスカッション試験と面接試験の比較表

ディスカッションの概要を押さえるうえでは、面接試験との違いを「評価」という観点から知識ベースで整理しておく必要があります。

簡単に言えば面接試験で見ることができない能力をディスカッション試験で見るということになります。

詳細は右の図に整理してあります。

・人柄や個性は、1対1の面接試験で把握することは可能であるが、ディスカッションという1対多の状況の方がより的確に個性を把握することができる。

・対面接官、対受験者という異なる属性に応じたコミュニケーション能力の取り方や1対1のコミュニケーション、1対多のコミュニケーションを異なる視点で把握することができる。企業の中で働くことを考慮すれば、1対1よりも1対多のコミュニケーション能力の方が重要視される。

・リーダーシップや協調性は、面接試験では詳細に把握することは困難である。多数の人間が存在するグループの中で、当該受験者がどのような役割を担い、どういった立ち回りをするのかということはディスカッションで詳細に把握することができる。

・ディスカッションは何らかのテーマが与えられ、それに対して議論を行うことになるが、テーマそのものの解釈はもちろん、発言の節々でその受験者の知識量を多面的に把握することができる。

以上のように、面接試験ではどちらかというと「熱意」や「情熱」、「個性」といったものを突っ込んで把握することができるものである。一方、ディスカッションでは、主にコミュニケーション能力を中心に、受験者の総合的な評価を行うという点が異なる。

 ディスカッションの評価概要

就職ディスカッションの評価項目

それでは、いったいどのような項目に基づいて就職ディスカッションの評価は行われるのでしょうか。

評価項目は企業によって多少の差はありますが、多くの場合は右のディスカッション評価項目としてまとめたようになります。

これをベースに、各企業でより評価項目を細分化したりすることもありますが、大きな違いはありません。

・発言回数はしっかりとチェックされています。

・ディスカッションは主にコミュニケーション能力を把握するためのものですが、その視点は【発言の仕方】と【発言の内容】の2つに大別されます。

・発言の仕方では、

  • 積極性
  • 協調性
  • 態度・表情
  • リーダーシップ
  • 聞き方

を主に見ます。

・発言の内容では、

  • 知識量
  • 説得力・論理力
  • 読解力・分析力
  • まとめ方・展開力
  • 独創性

といった項目を見ます。

次のグループディスカッションの評価項目では、それぞれについてどのような視点で評価されるのか、詳細を解説していきます。


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