就職グループディスカッションの流れ
ディスカッションはどのように進むのか、流れを知る
過去の経験を振り返ってみると、多くの人が筆記試験や個別面接は何らかの形で経験しているはずです。就職試験でも形式は同じですからイメージも沸きやすいと思いますが、グループディスカッションというとそれほど明確なイメージは持つことができないかも知れません。
ディスカッションがどのように進んでいくのか簡単に確認をしておきましょう。
ディスカッションの流れをイメージする
グループディスカッション試験を経験したことがある学生は少ないでしょう。
本番で慌てないようにするためには、まずはグループディスカッションの全体の流れをイメージしておく必要があります。
特に難しく考える必要はありません。
まずは、時間になるまで別室で待機させられるのが一般的です。
ここで注意したいのは、待機部屋で待機している時の態度や言動も何らかの形でチェックされている可能性が高いということです。これは個別面接も同様ですね。
会社の中に入った瞬間から、会社の外に出るまではすべて「見られている」と考えるようしましょう。
待機部屋では、自分以外の学生も確認することができると思います。落ち着いて待つようにします。
試験会場に入る

別室で待機をしていると、試験会場に入るようにアナウンスされることになります。
いよいよ、ディスカッション会場に入るタイミングです。
グループディスカッションの会場は、それなりに広いスペースが提供されますが、多くの場合は会社の会議室などが利用されることになります。
面接試験(個別面接)では、面接官が複数人いて、その面接官と向かい合う形で座席がしていされます。これはイメージすることができるでしょう。
しかし、グループディスカッション試験では、原則として面接官と受験生(学生)が向き合うということはありません。
グループ面接(集団面接)の場合であれば、受験者が複数人であっても面接官と向き合うこともありますが、ディスカッションの場合には異なります。
一口にグループディスカッションと言っても、実はいくつかのタイプが存在します。詳細は種類・パターンのところを見るようにしてください。
・自由討論式というのは、テーマに対して自由に討論するもの。この形式では、学生はYes・Noの立場を表明するものではなく、いろいろな意見を持つことになりますので、「コの字」型に座らせられる形式が多いようです。
・ディベート式というのは、Yes・Noの立場を明確にして、議論をするような方式を言います。
この場合、Yes側(賛成派)とNo側(反対派)の2つにテーブルを分けて、議論をするような形式になります。
もちろん、これ以外の座席割りも考えられますが、一般的にはこの2つの座り方があるといえます。
予め自分がどの形式のグループディスカッションを受験するのかが分かれば。座り方は想定可能でしょう。ただし、当日までどのようなタイプで実施するか分からないということも多いので、その場合にはいずれのタイプでも焦らないように練習をしておくと良いでしょう。
グループディスカッション試験の進行
ディスカッション自体は、いろいろな進め方がありますが、一般的なものをご紹介しておきます。
あらかじめ薦め方を知っていれば当日になって焦る必要がなくなります。もちろん、当日までどのようにして進められるのかは分かりませんし、進め方そのものを任せられるということもあります。その場合であっても、事前に知識があるのとないのとでは大きな差となって現れることになります。